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己が馬鹿なのか、もしくは馬鹿にされてるのか。
正直言って、のんきにブログなんて書く気にもならないような日々だ。
政治家を志すものとして、社会の様々に関心を抱き、
多くのみなさんと語らい、問題意識を共にし、
自らも発信していかなければならないことは承知している。
しかし、僕たちの暮らす社会の有様と、それに対する自分の無力さが、
あまりに切なすぎて、ときどき虚脱してしまいそうになる。
実際、何年かぶりに高熱を出してしまった。

日本ではここ数年、「未曾有」というワードが流行っている。
今までに一度もなかった、非常に珍しいことの意だ。
未曾有の不況、未曾有の地震、未曾有の津波、未曾有の原発事故、、、
とにかく悪い意味での未曾有が次々と襲ってくる国になってしまった。
そして、そのどれも未だに解決を見ていないどころか、
日増しに問題は深刻化しているように思えてならない。

気のせいだろうか?

みんながそれなりに景気がいい状態なんて、もうずっと昔の事だし、
地震によって被害を受けた方々は、未だに多くの不安と問題を抱えているし、
津波で町ごと流されてしまった地域の再整備はどこまで進んでるんだろう?
そして、色も音もなく放出し続ける放射能と放射性物質の恐怖は、
僕らの世代がこの世を去っても続くんだろう。

なのに最近と言えば、異国の破綻話や大企業の不正経理やTPPのことばかり。
確かにどの問題も重要じゃないわけではない。そんなの当たり前だ。
けど、それ以上に、今、全国民が一致団結して震災の復興に取り組まないで、
なんのための国家なんだろう?国家はただの幻想的集合体なのか?

寺山修司は「どんな鳥も想像力より高くは飛べない」と言った。
僕はその言葉が好きで、クリエイティブな仕事をする時の糧にしてきた。
しかし、今や、「想像力はニワトリよりも飛べない」だ。
大切な人を大勢亡くし、思い出の詰まった故郷の風景を奪われ、
仕事も家も無く、直ちには影響の無い放射能の影響が出る日を恐れ、
もう、普通の暮らしに戻る事をあきらめなくちゃならない人が、
すぐ隣で、涙も涸らして喘いでいるというのに・・・。
その人たちの環境や気持ちを想像する事もできないんだろうか?

僕らのような何の力も持たない市民は、
本当のところを知るすべも無く、流されていくまま、
結論が決まった問題に声を上げたところで、ただ虚しいだけ。
本当に、どうしようもないやるせなさばかりが募ってくる。

本当は、TPPの問題だって、いろいろ考えたし、もっと意見を言いたい。
条約の締結なんて、気軽に賛成だ反対だと結論付けられないだろう。
特に国全体の未来や、僕たちの毎日に直接関係する条約なら、
まずは中学生に説明するレベルで周知を図って欲しい。
ましてや、少なくとも震災の傷が癒える前に進めるような軽い話じゃない。
入院中の患者に小難しい経済の話はするもんじゃないだろう。
いくらアメリカ政府が品も礼儀もわきまえず恫喝して来ても、
「ご覧の通り、今それどころじゃないですから」と言うべきじゃないのか?

そういう届かない声が、僕の周りには沢山響いているのに、
それを拡声する事も出来ないのは、本当につらいです。
そして、いつの間にか、望む望まぬに関わらず、
決められた方向へ付いて行かざるを得ないというジレンマ。

でも、あきらめたらそこでおしまいです。
無関心になってはいけない。思考を停止してはいけない。
大マスコミの情報だけでなく、ネット上にある言論にも触れ、
賛同できる仲間を見つけたら、少しでも繋がりを持ち、
声を出していかなければいけない。
と真夜中に思い立ち、久々にブログを更新しました。

次回は楽しい話題をご用意します。

ピース。
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